浜松市 守屋様邸
定年退職されたご夫婦がのんびりゆったり暮らせる平屋、結婚した子供たちの実家。
幼い孫が楽しみに遊びに来れるおじいちゃんの家。
夏の夕方は縁側 で夕涼み、庭の緑を眺めながら吹き抜ける風に四季を感じる暮らし団塊世代のご夫婦のための新しくて快適だけどどこか懐かしさと良き古さを感じる家を目指して設計しました。
大きな屋根に深い軒、小上がりの畳、広い縁側、続き間の和室。昔の日本家屋の良さをうまく取り込んだらとっても快適になりました。
深い軒は夏の日差しを遮り、冬の日差しを取りこみます。雨の日には軒下で雨宿りしたり、和室から庭を眺めてのんびり・・・
やっぱり先人の教えや家づくりの知恵などは理由があるものなんだと改めて実感しました。
エアサイクルの効果も倍増し冷暖房に頼らず自然を感じながら暮らす家が出来ました。
イメージは部屋みたいな玄関。
来客された際に玄関でも対応ができるほどの広さを確保しました。
通路ではなくコミュニケーションの空間として使える玄関の設計をしました。
軒は深く設計し、施工しました。
雨の日や日差しの強い日などに、外縁(そとえん)で作業するのに都合の良い形になっています。
夏には光を避け影をつくってくれ、冬には暖かい日差 しが差し込みます。
他にも雨具を干したり、趣味の園芸を楽しむのにも十分な広さです。
平屋作りを生かした力強い梁を見せています。
梁には松の丸太を使用し、木の持つ風合いを生かしています。
梁を出すことで天井も高く見せることができ、吹き抜けのリビングは、広々とした快適な 空間となっています。風や光、木の心地よさがお施主様にも気にいっていただけたようです。
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