木と木を組んだりつないだりした部分を『継手(つぎて)』といいます。繋ぎ方や組み方も部位によってさまざまで、シンプルで合理的なものもあれば遊び心があるパズルのようなものもあります。最近の家づくりに使われる継手の種類はかなり少なくなってきています。材料を有効に、合理的に使用するために削ぎ落とされてきたのでしょう。決して悪いことではありませんが、不思議な継手を見て『どうやって組んだんだろう?』なんて考えるのも結構楽しいものですね。